フランスのパリで同時多発テロ発生の緊急事態!自爆テロや銃乱射で120人が死亡!

◇劇場の人質立てこもりで100人の死者

【パリ賀有勇】パリ中心部や近郊で13日夜(日本時間14日早朝)、劇場やレストランなど6カ所をほぼ同時に狙った自爆テロや銃乱射事件があり、少なくとも120人が死亡した。劇場では犯人が人質をとって立てこもり、治安部隊が突入。少なくとも2人の犯人を殺害したが、劇場だけで約100人の死者が出た。AFP通信は目撃者の話として、劇場で犯人が「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら観客に向けて発砲したと伝えた。犯行声明は出ていないが、イスラム過激派組織が関与した同時多発テロの可能性がある。

AFP通信によると、仏警察は一連のテロで死亡した容疑者は5人と明らかにした。また、仏検察当局者は「複数の容疑者が現在も逃走中の可能性がある」と述べた。同通信は、容疑者の一人はシリアでの仏軍の軍事活動を非難していたとの目撃者の話も伝えた。

オランド仏大統領は緊急のテレビ演説で「前例のないテロが起きた」と述べ、非常事態を宣言し、国境を閉鎖すると明らかにした。また、「恐怖に直面しても、フランスは強くあるべきだ。テロリストは怖がらせようとしているが、我々は自分たちを守るすべを持っている。(テロに対し)容赦ない戦いを行う」と国民に結束を呼びかけた。仏全土で非常事態宣言が出されたのは1962年まで続いたアルジェリア戦争以来となる。

仏メディアによると、銃撃はパリ中心部のバタクラン劇場やカンボジアレストランなどで13日午後9時半(日本時間14日午前5時半)から午後10時前にかけて発生。劇場ではロックコンサートが開かれており、犯人らは人質に向けて爆発物を投げ付けたという。また、劇場近くのカンボジアレストランでは犯人が銃を乱射し、約10人が死亡した。

パリ近郊にあるサンドニの競技場付近では13日午後9時過ぎから自爆とみられる2件を含む爆発が3件起き、少なくとも3人が死亡した。競技場ではフランス代表とドイツ代表によるサッカーの親善試合が行われており、観戦していたオランド大統領が爆発を受けて避難した。

仏大統領府によると、オランド大統領はトルコで15日から開かれる予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議を欠席すると発表した。オランド大統領は緊急対策会議を招集し、対応を協議している。非常事態宣言に関連して仏外務省は14日未明、道路や鉄道、空港、港湾での国境管理を強化するとの声明を発表した。鉄道や航空便の運航自体は行われるという。

フランスでは今年1月、パリの週刊紙シャルリーエブド本社やパリ近郊のユダヤ教食料品店がイスラム過激派を名乗る男らに襲撃される事件が起きている。

出典http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000e030159000c.html


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