【マジで!?】コレ「追い越し禁止」だと思ってるやつ多すぎww俺のダチ全員全滅でワロタwwww

追越し禁止の誤解。

はみ禁の標識

上図の標識は道路を走っているとよく見かけるものです。でも、この道路標識は何かと訊いて正しく答える人は殆どいません。

少なくとも私に関していえば、運転免許を受けて10年強になりますが、その間、私の友人、知人とこの標識の話をした時に、

この標識を正しく理解している人はいませんでした。

正解は、「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止(はみ禁)」の標識です。

「追越し禁止」じゃないのかと思われた方が殆どでしょう。でも実は違います。「はみ禁」では、右側部分にはみ出さなければ追越しが認められます。

「右側部分」とは、道路の中央から右の部分または中央線がある場合は中央線から右の部分を指します。

また、「追越しのための」ですので、駐車車両を避けるためにはみ出すのは構いません。黄色中央線の標示も「はみ禁」を意味します。

はみ禁違反は、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金(道路交通法第119条第1項第2号の2反則金9,000円(普通車)違反点数2点)です。

では、追越しについてはじめから整理していきます。

まず、「追越し」とは、「車両が他の車両等に追い付いた場合において、その進路を変えてその追い付いた車両等の側方を通過し、

かつ、当該車両等の前方に出ること」(道路交通法第2条第1項第21号)を指します。

「車両」は「自動車(自動二輪車、特殊自動車を含む)、原動機付自転車、軽車両、トロリーバス」(道路交通法第2条第1項第8号)です。

「車両等」は「車両又は路面電車」(道路交通法第2条第1項第17号)です。

ここで、「進路を変える」点に注意しましょう。進路変更を伴わない場合は追越しには当たりません。

ただし、車両通行帯を変更しなくても、車両通行帯の左よりの進路から右よりの進路に移る場合は進路変更に当たります。

「前方に出る」は、必ずしも進路を戻して追い越した車両等の真ん前に出なくても、前方に出たことになります。

また、進路変更が追越し目的であったかどうかは追越しの要件と無関係である点も注意する必要があるでしょう。

追越しには方法が定められています。

A. 車両は、車両の右側を通行して追い越さなければならない(道路交通法第28条(追越しの方法)第1項
B. 車両は、車両通行帯が設けられている道路の場合、車両の直近の右側の車両通行帯を通行して追い越さなければならない(道路交通法第20条(車両通行帯)第3項
C. 車両は、右折等のため中央線寄り(一方通行の場合は道路の右寄り)の進路をとっている車両の左側を通行して追い越さなければならない(道路交通法第28条(追越しの方法)第2項
D. 車両は、路面電車の左側を通行して追い越さなければならない(道路交通法第28条(追越しの方法)第3項

追越しの方法(A、C、D)に違反した場合の罰則は、3ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金(道路交通法第119条第1項第2号の2反則金9,000円(普通車)違反点数2点)です。車両通行帯の規定(B)に違反した場合の罰則は、5万円以下の罰金(道路交通法第120条第1項第3号同第2項反則金9,000円(普通車)違反点数2点)です。

法を言葉通り捉えるならば、追越しの方法は軽車両(自転車など)も守らなければならず、また罰則の適用対象となります。

右側から追い越さなければならない点は重要ですが、守られないケースが多々あります。

片側2車線の道路で右側の車両通行帯を走行している車両を左側の車両通行帯から抜くケースや、片側3車線の道路で中央の車両通行帯を走行している車両を

左側の車両通行帯から抜くケースは、道路を走っていると多々見受けられます。

片側2車線の道路で右側を走行することはそれ自体が違反(道路交通法第20条第1項)ですので、後続車としては止むを得ない思いもあるでしょうが、

是非気をつけたいのが、片側3車線の場合です。

高速道路などで片側3車線の場合、左端の車両通行帯が妙に空いていて、左端を快走したくなる衝動に駆られることがあるでしょう。

片側3車線の場合は車両は中央の車両通行帯を走行することができます(道路交通法第20条第1項)。

ここで、左側追越しをかける場合は追い越す車両に確実に非があります。更に悪いことに、左側から追い越した後中央の車両通行帯に戻ろうとする時、

右側から正しく追い越し中央の車両通行帯に戻る車両と接触する事故を起こしやすくなります。

この場合も追越しの方法を誤った方に非があると言わざるを得ません。

登坂車線を使用した追越しも同様の理由(左側追越し)で違法です。これで警察に止められたという話もちらほら聞きます。

しかし、道路が渋滞しており、登坂車線にサービスエリアの入口が設置されている場合、サービスエリアに入ろうとする車両は、登坂車線に進路変更し、

何台かの車両の前方に出ることになるでしょう。

これは厳密には追越しにあたるのでしょうが、特に道路の渋滞が停滞に近いような場合においては、警察には良識ある取締を期待したいところです。

追越しは、道路標識や道路標示で禁止されている場合以外でも、以下の場合に禁止されています。

○車両は、先行車両が他の自動車またはトロリーバスを追い越そうとしている時に、追越しを始めてはならない(道路交通法第29条(追越しを禁止する場合)

これは、「二重追越し」と呼ばれています。罰則は、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金(道路交通法第119条第1項第2号の2反則金9,000円(普通車)違反点数2点)です。

道路標識や道路標示で禁止されている場所以外でも、以下の場所で、追越しを目的とした車両の進路変更及び先行車両の側方通過が禁止されています。

○道路の曲がり角付近、上り坂の頂上付近、急勾配の下り坂(道路交通法第30条(追越しを禁止する場所)第1号
○車両通行帯の設けられていない道路のトンネル(道路交通法第30条(追越しを禁止する場所)第2号
○優先道路の場合を除き交差点、踏切、横断歩道、自転車横断帯及びこれらの手前側端から手前に30m以内(道路交通法第30条(追越しを禁止する場所)第3号

これらの規定に違反した場合の罰則は、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金(道路交通法第119条第1項第2号反則金9,000円(普通車)違反点数2点)、過失による場合は10万円以下の罰金(道路交通法第119条第2項反則金9,000円(普通車)違反点数2点)です。

これら追越しを禁止する場所の規定を覚えていなくても、セーフティドライブを心がけていれば自然とその通りにやっている場合が多いのではないでしょうか。

特に、坂の頂上付近では、対向車線にはみ出しての追越しは論外です。追越しは、確実な安全確認を怠ればいつでも大事故に繋がります。

厄介なのは、小さな交差点で右折車両の右折待ちがある場合です。

例え道路の中央を超えてでももう少し右に寄ってくれれば直進する後続車が通行できるのにと思うことはよくあることです。

しかし、右折車両は、後続車をスムーズに通行させる目的で中央線を超えてはいけません。

後続車は、方向指示器の遅い右折車両が交差点の30m手前より後で右折と分かった場合に、ハンドルを切って左寄りの進路をとりたい訳ですが、

これは追越しにあたり違反となります(厳密にはハンドルを左に切った時点で違反です)。もっとも、それで捕まったという話はあまり聞きませんが。。

ちなみに、右左折の方向指示器は交差点の30m前から出すことになっています(道路交通法施行令第21条(合図の時期及び方法))し、

早めに合図することでスムーズな道路交通が可能になるのですが、最近は合図の遅いドライバーばかりのように思います。早めの合図を心がけたいですね。

更には、追い越される車両にも規定があります。

○車両(乗合自動車とトロリーバスを除く)は、法定最高速度が高い車両に追いつかれた時、また、法定最高速度が同じか低い車両に追いつかれかつその後続車より低い速度で走行しようとする時、後続車が追越しを終わるまで速度を増してはならない(道路交通法第27条(他の車両に追いつかれた車両の義務)第1項
○車両(乗合自動車とトロリーバスを除く)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、最高速度が高い車両に追いつかれた時、また最高速度が同じか低い車両においつかれかつその後続車より低い速度で走行しようとする時、道路の中央(一方通行の場合は右側端)までの間に追越しに十分な余地がない場合、できる限り道路の左側端に寄って進路を譲らなければならない(道路交通法第27条(他の車両に追いつかれた車両の義務)第2項

罰則は、5万円以下の罰金(道路交通法第120条第1項第2号)です。

この規定は1台の低速な車両が多くの道路交通の妨げにならないように設けられていると考えられますが、追いつかれた車両の運転者がここまで考えて運転しているでしょうか。

言葉通り捉えれば、安全に追越しができる状況かどうか、また、そもそも追越しが禁止されているかどうかにかかわらず、中央線の無い道路においては、最後尾の車両以外は常に“できる限り道路の左側端”に寄って走行しなければならないことになります。

そこまでする必要はないかも知れませんが、早い車両には常に道を譲る心がけは持ちたいですね。

では、追越し禁止の標識の話に戻りましょう。追越し禁止の標識は、実は、下図の標識です。

追越し禁止の標識

多くの場合、はみ禁の標識と組み合わせてあり、下図のように、はみ禁標識の下に「追越し禁止」の標示が掲げられています。

追越し禁止の標識

この標識を見かけることは滅多にありません。対面通行の高速道路でよく見かけるでしょうか。他では殆ど見かけません。

つまり、多くの人が追越し禁止だと思っている最上図の標識や黄色中央線は、はみ禁であって、追越し自体は禁止していないのです。

加えて注意したい点があります。中央線が白であったり、中央線が無い場合であっても、道路の左側部分(中央より左または中央線がある場合は

中央線より左)の幅員が6m以上の場合は、道路標識や道路標示による規制がなくてもはみ禁となります(道路交通法第17条(通行区分)第4項)。

中央線が白の実線の場合は、左側に6m以上の幅員がある場合が多いと言われています。白実線は「はみ禁」だと思っておくとよいでしょう。

最後に、何故、この誤解がいつまで経っても解けないのかについてですが。恐らく、正しい理解より厳しい規制だと理解しているからでしょう。

もし、正しい理解より緩い規制だと思っていれば、警察に捕まり知識を補正する機会もあるでしょうが、厳しい方向に勘違いしているとその機会はありません。

また、これは片側1車線の道路の場合についてですが、はみ禁の規制のある道路で、特に四輪車の場合は通常右側部分にはみ出さずに追い越すことが

殆ど不可能であるため、追越し禁止だと思ってていも事実上同じだということで、多くの人が単に追越し禁止と思うようになったのではないでしょうか。

  1. 1. 間違った道路標識で12人検挙

    • [時々時事爺] 2011年09月10日 22:35
    • 笑えねー話し [げっそり/]標識に従ったら家に帰れないってことが分かってたら摘発される前に警察にクレーム入れとけって話もあるけど [・・・/]やっぱ普通は面倒だろうし、平時の気に警察には関わりたくない…

アンカー

コメント一覧

    • 1. 通りすがり
    • 2011年06月14日 23:00
    • 5 私は「追い越しのためのはみ出し禁止の標識」は、「追い越しのためのはみ出し禁止の標識」だと自動車学校で習った(もう16年ほど前ですが)ので、正しく「追い越しのためのはみ出し禁止の標識」だと覚えていますし、周りで、その標識を、「追い越し禁止」の標識だと誤解しているという話を聞いたことはありませんよ。
      それに、下に四角の「追い越し禁止」って書いたやつと2種類あるってことを知っていれば、「追い越しのためのはみ出し禁止の標識」が「追い越し禁止の標識」ではないということは常識的にわかりますしね。
      たぶん、追い越し好きは正しく理解しているんじゃないでしょうか?
      デカイ車だと無理でしょうが、そうでなければはみ出さずにちょっと進路変更して自転車を追い越せるときって結構ありますしね。
    • 2. 通りすがり2
    • 2011年06月22日 00:55
    • 追い越しのためのはみだし禁止は、やっぱり基本的に中央線から車がちょっとでも
      はみだしたらダメなのでしょうか?
      それとも、完全に車体が中央線から全てでてたらダメで、中央線に左タイヤが少しでも
      かかっていればOKということでしょうか?

      もしも前者だとすると、一車線のところで、自転車を追い抜こうとしても必ず少しは中央線からはみでないと抜くことはできないので、一車線では追い越しは無理ということになりますね

    • 3. 通りすがり3
    • 2012年07月18日 18:33
    • 追い越しと追い抜き ごっちゃにしてませんか?

引用元:  http://blog.livedoor.jp/car_life/archives/51172838.html


LINEで共有する場合はこちらから
LINEで送る


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ